浪人差別を実施した医学部が複数発覚

2018/12/13 10:12


東京医科大学の裏口入学および多浪生・女子受験生への不正入試が発覚して以降、文部科学省による全医学部の調査が実施されました。その結果、東京医科大学以外にも次々に不正入試が発覚しており、世間を震撼させています。

とはいっても、医学部受験生や予備校業界関係者の中では前々から医学部が年齢差別や性別差別をやっているということは何となく勘付いていたわけで、そこまで驚きはないかもしれません。むしろ、医学部再受験生など年齢でハンデを負う立場の人から言えば、発覚⇒謝罪⇒再発防止の流れになったほうが、今後の受験では公平な選抜が期待できるので朗報とも見て取ることができるのではないのでしょうか。

もちろん、まだまだ公になってない医学部もたくさんあると思うし、募集条件に年齢制限を設ける医学部が出てきても不思議ではないので、まだまだ医学部再受験生にとっては楽観視はできない状態です。今後もやはり医学部再受験生はまず学力を高めることがまずもって重要であることは変わりないですが、なるべく年齢に寛容でる医学部を受験して合格の確率を高めることはまだまだ必要であります。

では、東京医科大学では現役生および1浪から2浪男子が20点加点、3浪男子10点加点、4浪以上および女子受験生は加点なしという点数調整が実施されており、医学部再受験生にとって不利な入試が行われていましたが、他で年齢差別を行っていた大学について確認していきたいと思います。

順天堂大学医学部医学科

順天堂大学は2018年12月10日に謝罪会見を開き、2018年および2017年の医学部入試において不正を認めた。一般入試およびセンター試験利用方式など合計4つの入試形式で不正を行い、女子受験生や浪人生が不利になるような点数調整が実施されています。女子受験生を中心に不利な入試を実施ていましたが、A方式の一次試験では学力試験の成績が201位以下の浪人生に対しては、女子と同様に厳しい基準を設けていたようです。

昭和大学医学部医学科

昭和大学は、2018年10月15日に会見を開き、2013年ごろから浪人生に不利になるような得点調整を実施していたことを公表した。一般入試2次試験の際に、調査書評価において現役生に10点、1浪生に5点の加点を実施していた。

金沢医科大学医学部医学科

金沢医科大学は、2018年12月18日に不正入試を実施していたことを認め、AO入試や編入試験以外にも一般入試の補欠合格者を決定する際に年齢を考慮していたという。

福岡大学医学部医学科

福岡大学は、12月8日に会見を開いて2010年度から現役生に最大20点、1浪生に10点の加点を調査書の評価で実施していたと認めた。

北里大学医学部医学科

北里大学学部医学科は、2018年12月10日に2018年度の医学部一般入試において、繰り上げ合格の際に男子や現役生を優先する不当な入試選抜を行っていたことを認めた。

 

プロフィール

ロブマイヤー

ロブマイヤー

ワイン好きです。現役時代に医学部受験に失敗して都内中堅私立の理学部に進学しましたが、やはり医学部を諦めきれず、26歳で再受験に挑戦します。2年後に国立大学医学部合格を目指します。